プレオーダーで土地が届くまでに、試してみようと思ってたやつ


4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《燃えがらの林間地/Cinder Glade》
1:《燻る湿地/Smoldering Marsh》
4:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
5:《森/Forest》
5:《沼/Swamp》

4:《膨れ鞘/Blisterpod》
4:《捕らわれの宿主/Carrier Thrall》
4:《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》
4:《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter》
1:《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》
1:《異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer》
4:《息詰まる忌まわしきもの/Smothering Abomination》
4:《囁きの森の精霊/Whisperwood Elemental》
4:《搭載歩行機械/Hangarback Walker》

4:《進化の飛躍/Evolutionary Leap》
1:《骨の粉砕/Bone Splinters》
1:《残忍な切断/Murderous Cut》





FNMで使ったのは《進化の飛躍》3が《骨の粉砕》3になってて、除去寄りのカードチョイスだったけれども、弱さに絶望して変更(だけどこれじゃ除去足りなくてもんもん)




新《血の芸術家》こと《ズーラポートの殺し屋》を使った、生け贄シナジー系デッキ。


色の組み合わせは色々考えられたけれども、回った時の最大値の高そうな組み合わせができ、ほとんどタップインを挟まずマナを使える2色をチョイス。




【使ってみた感想】


比べるのは酷だけれども、ISD-RTRの本家と比べると単体でのクリーチャースペックがハスク要員・餌要員共に弱い。


サクリ元が《未練ある魂》や《復活の声》のようにトークン先のコストパフォーマンスのいいカードは《搭載歩行機械》があるけれども、《カルテルの貴種》や《ファルケンラスの貴種》のような除去耐性を持って殴れるカードがない。


《ナントゥーコの鞘虫》ような一騎当千系カードを中心にビートダウンプランをとると、除去系統に対して滅法弱くなる危険性を内包してしまうので、この方針で構築するのはよくなさそうだと改めて実感。


全体強化手段も(色の問題もあるけど)乏しいので、回避能力の末裔トークンで殴りきるのはかなーり無理がある。



ということで



○早いターンからライフを奪って、最後をドレインで押し切るような高速アプローチ


○シナジーによりアドバンテージ面で有利をとり、手数とドレインで粘り強く戦うアプローチ



いずれかが望ましいと思われる。今回は後者。




【サクるカードの話】



大事なのは「サクった結果何が起きるか 」。


サクってトークンが出て2回使えてお得なように見えても、その結果で起きた事象でその後の有利に続かなければ意味がない(と思う)。



●《ナントゥーコの鞘虫》


上でも書いたけど、こいつにオールインして殴っていく戦略をとると、(火力には比較的有利だけど)単除去で一瞬でイカれるし(現にイカレた)、本体に回避能力がないのでテンポよく殴れない限りはチャンプでお茶を濁されて旨味がほとんどないので評価が低め。


マナコストなしでいつでもサクれる事が最大の強みで、最終的にはこいつを使って色々シナジーが組めることがあるけど、結局他の条件が色々揃ってこそのカードという感じ。




●《進化の飛躍》


一方でこっちはかなり好感触。


トークン生成系を使って確実にカードが増え、サーチしてきたトークン生成からまた出してサーチして…と1枚のカードからどんどんカードが増えていくので、盤面を一気に広げられる。


相手の除去に対して強いのも好評価で、これにより先述の「単体除去に弱くて瓦解」するようなカードも(一応)サポートになる。


キーパーツである《ズーラポートの殺し屋》にアクセスしやすくするためのカードでもあるので、デッキの核になるカードと実感。





ネックとなるのは起動にマナが必要なこと、被って引いた時に2枚目以降が概ね仕事をしないこと。


前者は手数差も含めて大きく影響が出る部分なので、これを意識してさらに低マナ域のクリーチャーで補強していくほうがいいかもしれないが、飛躍を引いてない時は弱くて…となんとも難しい。


また運用で緑マナがかなり要求されるので、もう少しマナベースを緑寄りにしてもいいかもしれない。


恐らく3色でタップインを増やすとかなり運用しづらくなるので、2色でこれを運用するのは割と正解かも?




後者は割とどうしようもない感。(処理できる抜本的な方法はない)

ただデッキの核だし引けないほうが問題な気がする。





●《息詰まる忌まわしきもの》


まぁまぁ。

思ったよりは強かった。



とりあえず飛んでるのが偉い。

基本的に地上をがっちり固めるデッキだけれども地上からぐいぐい殴れるわけでもないので、鋭角的に上から殴れるのが優秀。



肝心の能力のほうは、生き長らえて横に並べ続けらればドローしたカードからさらに燃料を確保できるので、ハマれば強い系のカード。

末裔トークンを置いている状態から出せば除去を喰らってもドローできるし、さらに他の生贄系カードを引いて絡めていけば圧倒的なドロー量に繋がって物量で押しきれる。

効力が出るタイミングは遅いものの、得できるサクリ台として運用できるのはなかなか。



一方でこいつ以外を根絶やしにされると返しのアップキープで出落ちする展開はやっぱり発生。(ドローはできるけど)


単体で更地に出していけるカードではないのがネックになってしまうことも。


燃料となるカードは除去耐性持ってるようなものなので思ったよりは起きないパターンとは言え、トークンを一掃されるようなカードが入りうる2戦目以降は割とありそうなシチュエーション。


あとは本体スペックも《究極の価格》は喰らわないけど《龍詞の咆哮》で死んだり《風番いのロック》で死んだりと結構不安。



とりあえず渡邊プロモ注目してたし、200円以下で置いてたら買っといて損はないんじゃないですかね(鼻ホジ)




●《骨の粉砕》


思ってたより弱い!


テンポ差とれる除去として強いと思ってたのに!



言われて当たり前と言えば当たり前だったけど、そもそもが2:1交換カードだし、それを1:1にしたところでクリーチャーのスペックで負けてるんで早々に殴りきれないと弱いんすよねこれ。


《肉袋の匪賊》《無慈悲な処刑人》のほうが《進化の飛躍》でとってこれるし、狙ったクリーチャー狙えるわけではないかもましかも…


でも《搭載歩行機械》が…うごご…



ただ結局何かしらの除去は入れないと《先頭に立つ者、アナフェンザ》でデッキそのものを否定されてしまう。


フェッチの恩恵で《残忍な切断》はかなり撃ちやすかったので、増量がかなり有力。


あとは普通に《破滅の道》追加か。




【その他の話】



●対抗2色のマナベースでフェッチ8枚入れてみて


かなり使いやすーい!


ダブルシンボルの取捨選択に若干苦労するけれども、タップイン2色ランドまで入れればもっと安定しそう。


フェッチ使い得。



でもミシュラが使えない色は弱いなぁ…




●《地下墓地の選別者》


超優秀スペックマン。強い!

とりあえず末裔トークンが加速にもなってハイパー便利。

緑黒で運用する理由になるレベル。


弱いカードの塊のデッキだけど占術でいらないのは的確に下に送れるし、《息詰まる忌まわしきもの》と組み合わさればドロー内容が、《囁きの森の精霊》と組み合わされば余示先が操作できる。

デッキを支えるいぶし銀。


普通にアブザンアグロとかで出して、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》で紋章つけたりして強かったりしないですかね(適当)




●《囁きの森の精霊》


《地下墓地の選別者》で3→5にジャンプアップできるの何かに利用できないかと思って考えて、お試し。


デッキ自体との相性はかなり良くて、単純に盤面の頭数も増えるし、カードもめくりやすい、《ズーラポートの殺し屋》へのアクセスカードにもなる、適当に一気にサクっていっぱい余示してさらに頭数稼いだりとか、本当に色々できる。


ただ4は重かった感じ。


早期に出す動きも結構強かったけど、なんだかんだ末裔を加速として運用しきれない場合もあって、被りが許容しづらい。


2枚ぐらいが適正?




●《異端の癒し手、リリアナ》


初めて使ったけど、噛み合ったら-蘇生かなりできて頭数の増加に貢献するから強い。


でも結局はエンジンが回った時にさらに噛みあうカードなので、《集合した中隊》まで取らないと微妙な感じ。







【試したほうがいいこと】



●《集合した中隊》をなんとかして入れられないか


もうちょいマナベースを下げて《ズーラポートの殺し屋》へのアクセス手段を増やせないものか。


完全に3マナ以下シナジーデッキとして割り切って組んでもよさそうだけど、線の細さがさらに加速しそうなのが難。




●《幽霊火の刃》


最序盤の《膨れ鞘》が3/3で殴るパターンを筆頭に、序盤でライフをとって押し込みに向かいやすいし、比較的欠色で1マナ装備先も確保しやすい。


餌系のカードがシナジー組めない時に引いて弱いのを解消するためにも、恒久的に末裔を3/3で殴る選択肢をとれるカードはやっぱりいる?




●他の色のアプローチ


赤を入れて《巻き添え被害》や飛行機械系入れたり、白を足して《包囲サイ》でライフ押しこんだり《アブザンの隆盛》したりとか、色々考えられる。


さっきの《進化の飛躍》話を考えるとあんまり3色化しなくてもいい気がするんだけど、試してみたいとこある。




●《苦痛の行使》みたいなピンポイント場面で強そうなカード


メインから入れ得?


相手の《搭載歩行機械》によるトークンバラマキはかなり辛い展開の1つだし、トークン系赤単へはキラーカード。


《無慈悲な処刑人》とかも含めて色々検討できる?



(中隊入れたら入りそう)




●《彼方より》


恒久的に燃料確保できるし、サーチ先にはあんまり困らないから強そうな気がする




●《マラキールの解放者、ドラーナ》


某氏が微妙って言ってた()


なんか全体強化プランとかあると末裔並べるの輝いたりする。


…《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》…?





結構伸びしろはありそうなデッキ。


ただやっぱり個々のカードパワーの低さはあんまり好きになれない…


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